Euphorbia(ユーフォルビア) 自然とともに生きる “ユーフォルビア”

2025年9月23日は秋分の日。秋分のスピリチュアルな背景とは?おすすめの過ごし方をご紹介

Release 2025.09.02 / Update 2025.10.03

2025年9月23日。太陽は真東から昇り、真西に沈みます。
昼と夜の長さがほぼ同じになり、自然界と宇宙が「均衡(きんこう)」という形で息を合わせる特別な日、それが秋分です。

春分・夏至・秋分・冬至という「四大節」のひとつであり、太陽が天秤座0度に入る瞬間でもあります。

天秤座は「調和」「バランス」「人とのつながり」を象徴するサイン
宇宙はこの節目を通して、私たちに「どちらか一方に偏らず、両方を抱きしめなさい」とささやいているのです。

私たち人間も自然の一部です。
だからこそ、この日に心を澄ませると、体や心が自然と整い、内側のリズムが宇宙と重なっていくのを感じられるでしょう。

秋分のスピリチュアルな背景

秋分は古代から「見える世界」と「見えない世界」をつなぐ日とされてきました。

日本と世界、そして魂の記憶

日本では「彼岸の中日」と呼ばれ、ご先祖さまに祈りを捧げる日になります。
昼と夜のバランスが整うこの日は、あの世とこの世の距離が近づくと信じられてきました。
かつては宮中祭祀「秋季皇霊祭」として祖霊を慰める儀式が行われ、戦後の流れで宗教的な色は薄れましたが、お墓参りや供養の習慣はいまも変わらず続いています。

ケルト文化では「メイボン祭」として収穫を祝い、太陽と大地に感謝しながら冬への備えを整えました。実りを分かち合い、季節の区切りを祝うことで、次のステージへと進む力を養いました。

古代エジプトでは、ピラミッドや神殿が秋分の太陽の位置に合わせて建てられました。
建築そのものが「天空と地上をつなぐ儀式」であり、宇宙の秩序を映す鏡とされていたのです。

こうした文化の違いを超えて共通しているのは、感謝・区切り・調和というテーマ。

スピリチュアルな視点から見ると、秋分は「魂の中心軸を思い出す日」ともいえます。
光と影が同じ強さで存在するこのとき、人は自然と「魂の真ん中」に触れやすくなるからです。

秋分のエネルギーが私たちに問いかけるもの

秋分は暦の区切り以上の意味を持ちます。
それは、宇宙が私たちに届ける「静かな問いかけ」です。

この半年で受け取った実りに感謝できていますか?

願いが叶ったことも、そうでなかったことも、すべては魂の成長のために与えられた贈り物です。
感謝の視点に立つと、過去が宝物に変わります。

未来に進むために、手放すものは何ですか?

もう役割を終えた習慣や考え方、あるいは心の中の古い痛み。
あなたの魂は軽やかに前へ進みたがっています。

これから、どんな調和を育みたいですか?

自分との調和。他者との調和。宇宙との調和。
秋分はそれを見直すタイミングです。
あなたが選んだ調和が、次の半年の道を形づくります。

これらの問いは、厳しい試練ではありません。
むしろ「あなたはもう十分に愛され、支えられている」という宇宙からのメッセージでもあります。
答えは外側にではなく、あなたの内なる静けさの中にすでにあることを教えてくれています。

秋分の日のおすすめの過ごし方

秋分の日にやることは特別なことではなく、普段の生活のなかに小さな「意識」を添えるようなことです。
少しの「意識」から状況は確実に動きだし、宇宙のリズムと自然に調和が取れるようになります。

1. 半年を振り返り、感謝を言葉にする

紙に3つ、「ありがとう」を書き出してみましょう。
難しければ、心のなかで想うか、口に出してみるだけでも良いです。
魂は感謝の言葉によって安らぎを取り戻します。

2. 小さな手放しを実践する

モノ・習慣・思考など、どんなものでもかまいません。
「もう十分」と感じるものを手放すことで、新しい未来が入ってくるスペースが生まれます。

3. 灯をともす瞑想

キャンドルやお香を焚き、炎や香りを感じながら「ここまで来た自分」にやさしく感謝しましょう。
火と香りは心の奥深くを整え、宇宙とのつながりを思い出させてくれます。

4. 自然と呼吸を合わせる(深呼吸)

秋風を感じ、夜空を見上げ、深呼吸してみてください。
自然と体がリセットされ、内なるリズムと宇宙のリズムがひとつになります。

5. 旬の恵みをいただく

ブドウや梨、栗、さつまいもなど、秋の食材を取り入れてみましょう。
家族や友人と囲むのもおすすめ。食卓を囲むこと自体が「調和の儀式」となります。

6. 空間を整える

掃除や片付けをして、不要なものを減らしましょう。
窓を開けて風を通すだけでも、エネルギーが大きく変わります。

秋分の夜に。天体からのメッセージ

秋分の夜、空を見上げてみましょう。
西の空には夏の大三角がまだ残り、東の空には秋の四辺形が昇ってきています。
ふたつの季節の星座が同時に見えるこの空は、「移り変わりの橋渡し」を象徴しています。

天体の動きもまた、秋分を物語ります。
太陽は天秤座に入り、人間関係やバランスをテーマとして強調します。
金星は愛と調和を、火星は行動と勇気を、土星は責任と成熟を、それぞれがあなたの心に小さなサインを送っているかもしれません。

星を眺めることは、ただ美しい景色を楽しむ以上の意味があります。
それは「自分の内側にも同じ輝きがある」ことを思い出させてくれる、魂のやさしい儀式なのです。

さいごに

秋分は「光と影の真ん中に立つ日」。
宇宙の秩序と人の祈りが重なり合い、私たちが調和を取り戻すための扉が開かれる日です。

祖先から受け継いだ命を胸に、未来への希望を信じながら、自分自身をもう一度愛し直すとき。
「ありがとう」と「さようなら」を口にすることで、心は驚くほど軽やかになり、次の半年を歩む準備が整っていきます。

この日はほんの少しだけ立ち止まって、“自分のまんなか”に還ってみてください。

「私は光と影をまるごと受け入れ、調和の中で未来へ進んでいきます」

秋分を迎えるあなたに、宇宙からのやさしい追い風が届きますように。

この記事をシェアする

CATEGORIES

TAGS