2026年2月2日の獅子座満月は「それ、本当にあなたが生きたい姿ですか?役割や責任ではなく、わたしとしてここに立つ」【新月満月エレメント占い】
Release 2026.01.28 / Update 2026.01.28
2026年2月2日 7:10 獅子座で満月を迎えます。
年明けに感じていた、少し背筋が伸びるような新鮮さや、「ここからまた始まる」という前向きな気持ちは、いつもの日常の中に少しずつ溶け込んできているかもしれません。
新しい年だからとどこかで心を切り替え、「今年こそは」と静かに思い描いていたこと。
その一方で、特別な区切りだったはずの時間が、気付けばいつもの生活のリズムに戻りつつある。
新しい年に思い描いていたことと、いま目の前にある現実との距離を、ふと感じる瞬間もあるかもしれません。
1月3日の蟹座満月で、自分の内側にある感情や疲れに触れ、1月19日の山羊座新月で、無理を重ねない現実へと、足元を整えてきた私たち。
その流れの中で迎えるこの獅子座満月は、どこか少し、居心地の悪さを伴ってやってきます。
生活は回っている。
やるべきことも、きちんとこなしている。
周囲から見れば、特に問題はなさそうに見える。
それでも、「このままでいいのだろうか」そんな問いが、ふとした瞬間に胸の奥に浮かび上がってくる。
この満月は、そうした違和感を見過ごさせない光です。
INDEX
満月は「もう見えてしまった感覚と、向き合うとき」
満月は、月が空にまるく姿を現すタイミングです。
新月のように内側へ向かう時間とは違い、これまで曖昧だったことや、心の奥にしまっていた感覚が、表に出やすくなります。
気持ちが揺れたり、何か違和感を感じることもありますが、それはもう気づいてしまったことをそのままにできなくなる時間です。
これまで積み重ねてきた日々が、いまの自分にどう感じられているのか。
満月はそこを静かに照らします。
獅子座は「自分らしさ」「自己表現」を司る星座です。
それは、目立つことや自信を持つことだけを意味しているわけではありません。
獅子座が扱っているのは、「自分として、ここに立っている感覚」です。
誰かに見せるためにつくられた自分。
期待に応えることで成り立ってきた役割。
それらが、いまの自分にとってどう感じられているのか。
獅子座で迎える満月は、そうした違和感をはっきりと浮かび上がらせます。
「もっと頑張れ」と促すのではなく、もう作らなくてもいい自分があることに、気づかせる満月なのです。
新月と満月についてもっと詳しく知りたい方はこちら。
揺らぐ自分を責めないで。満月・新月とわたしのリズム
獅子座満月がそっと教えてくれること
獅子座のエネルギーは、あたたかくまっすぐです。
けれどそれは、いつも前に出て輝くような強さとは限りません。
獅子座が本当に大切にしているのは、「自分として、ここに立っている感覚」。
誰かにどう見られるかよりも、自分自身が、自分をどう感じているか。
誇らしく思えているか。
無理をしていないか。
獅子座満月は、そこに静かに光を当てます。
「それは、本当にあなたが生きたい姿ですか?」
「それを続けることで、自分を大切にできていますか?」
この満月が教えてくれるのは、もっと輝くことや、もっと自信を持つことではありません。
頑張って作り上げてきた自分の姿が、いまの自分には少し重たくなっていないか。
誰かに見せるための顔を、無意識のうちに守り続けていないか。
評価されているのに満たされない感覚や、何もしていない時間に、ふっと心が緩む瞬間があるなら、それは、無理をしながら自分を保つ段階を、少しずつ終えようとしているサインです。
獅子座は「自分らしく生きる」星座だと言われています。
でもそれは、誰かに認められるための生き方ではありません。
自分で自分を裏切らないこと。
本音をごまかさないこと。
自分の存在を、自分で引き受けること。
獅子座満月が照らしているのは、そうした静かな覚悟です。
この満月が伝えているのは、もっと立派になることでも、もっと評価されることでもなく、今のあなたが、無理をせずに立っていられる場所を選び、その選択を自分で認めていくこと。
無理をして守ってきた自分像は、ここまで生きてくるために、確かに必要だったものです。
ただ、これから先もずっと着続けなくていい。
そう気づくこともまた、成長のひとつです。
獅子座満月は、派手な変化を起こす月ではありません。
けれど、自分の生き方が「誰のためのものなのか」を、そっと問い直す力を持っています。
この満月が教えてくれるのは、「もっと頑張れ」という叱咤ではなく、「もう、自分として生きていい」という、あたたかな許可です。
そしてその許可は、あなた自身の中からしか生まれません。
獅子座満月は、そのことを思い出すための光として、私たちを照らしています。
【獅子座満月のエレメント占い】
星の世界では、12星座を火・地・風・水という4つの性質に分けて考えることがあります。
といっても、難しい分類や専門知識は必要ありません。
これは人の反応のしかた、心の動き方の違いを表したもの。
「どの星座か」でも良いですし、「今の自分はどんな状態に近いか」でも大丈夫です。
ピンときたものを受け取ってください。
火の性質が強い人(牡羊座・獅子座・射手座に多いタイプ)
火の性質を持つ人は、「動いている自分」「前に進んでいる自分」に、いちばん手応えを感じやすいタイプです。
予定が詰まっていても、やることが多くても、自分の中に熱が流れている感覚さえあれば、不思議と疲れを感じにくい。
むしろ、何も起きていない時間や、立ち止まっているように見える状況のほうが、落ち着かなくなることもあります。
そんな火の性質を持つ人にとって、今回の獅子座満月は、少し戸惑いを伴うかもしれません。
前に進んでいないわけではない。
何かを間違えたわけでもない。
それでも、これまで自分を動かしてきた「勢い」や「役割」に、ふと違和感が入り込む。
思っていたほど、心が燃え上がらない。
頑張っているのに、満たされない。
それなのに、何もしない時間の中で、ふっと肩の力が抜ける瞬間がある。
火の性質を持つ人は、こうした感覚に出会うと、自分の情熱が弱くなったのではないか、輝きを失ってしまったのではないかと、不安になることがあります。
しかし、獅子座満月は、火を消すためにやってきているわけではありません。
この満月が照らしているのは、「その火は、本当にあなた自身を温めていますか?」という問いです。
誰かに見せるための情熱。
期待に応えるために燃やしてきた熱。
それらが、知らず知らずのうちに、自分自身を置き去りにしていなかったか。
この時期は、もっと走ろうとしたり、無理に新しい目標を掲げたりするよりも、いま自分がどこで火を使っているのかを、静かに見渡してみてください。
その火は、喜びから生まれているか。
それとも、役割や責任から燃やしているか。
火の性質を持つ人にとって、この満月は勢いを止める月ではなく、「自分を照らす火」と「自分を消耗させる火」を見分けるための時間です。
熱を疑う必要はありません。
ただ、その火を自分のために灯し直していくだけでいい。
獅子座満月は、火の性質を持つあなたに、「これからは自分のために燃えていい」と、静かに伝えています。
地の性質が強い人(牡牛座・乙女座・山羊座に多いタイプ)
地の性質を持つ人は、毎日がちゃんと回っているときに安心できる人です。
仕事が滞っていない。
生活のリズムも崩れていない。
やるべきことは、きちんとこなしている。
「特に問題はない」そう言える状態を、ずっと守ってきた人も多いかもしれません。
今回の獅子座満月は、その安定を壊しに来るわけではありませんが、ちゃんとやっているのに、嬉しくない。
評価されているのに、誇らしい気持ちが湧いてこない。
この生活を続けている自分を、心から好きだと言えない。
こんな感覚を、浮かび上がらせます。
地の性質を持つ人は、「役に立つこと」「期待に応えること」「安定させること」を、とても大切にしてきました。
そのおかげで、現実は守られてきたし、周囲からの信頼も、ちゃんと積み上がっています。
でもその一方で、自分がどう感じているかは、後回しになりやすかったのかもしれません。
獅子座満月が照らしているのは、「我慢してきた気持ち」ではなく、誇りを感じられなくなった日常そのものです。
この満月は、「もっと頑張れ」と言っているのでもなく「その現実を壊しなさい」とも言っていません。
「それは、あなたが“自分の人生だ”と思える現実ですか?」と、聞いてきているのです。
役に立っているかどうか。
必要とされているかどうか。
ちゃんとしているかどうか。
それだけで自分を測り続けていると、いつの間にか、「私はこれをやりたいのか?」という問いが、置き去りになります。
今回の獅子座満月は、そこをはっきりと可視化してきます。
地の性質を持つ人にとってこの満月は、守ってきた現実をこれからは“自分の気持ちが通う形”で生き直していい。
そう気づくための満月です。
頑張って築いてきたものは、そのままでいい。
ただその中で、「私は、これを誇りに思えているだろうか」その問いを、初めて自分に向けてあげてみてください。
風の性質が強い人(双子座・天秤座・水瓶座に多いタイプ)
風の性質を持つ人は、考えを言葉にし、状況を理解できているときに、はじめて安心してそこにいられる人です。
状況を整理し、相手の立場を読み、その場に合う言葉を選ぶ。
そうやって、人間関係や出来事をうまく回す力を育ててきました。
話が通じている。空気も悪くない。
特に問題は起きていない。
それなのに、会話が終わったあとに、なぜか気持ちだけが残っていない。
ちゃんと話したはずなのに、自分の中に「言い切れなかった何か」が薄く引っかかっている。
今回の獅子座満月は、その感覚をはっきりと浮かび上がらせます。
風の性質を持つ人は、無意識のうちに、「伝わる言葉」や「正しい説明」を優先する癖があります。
誤解されないように。
場が荒れないように。
誰も困らない形になるように。
そのやり方は、これまであなたを守ってきた大切な力でもあります。
ただ、その言葉を選ぶたびに、本当は感じていた違和感や、言葉になる前の気持ちが、少しずつ置き去りになってきたのかもしれません。
うまく話せているのに、満たされない。
分かり合えているはずなのに、自分だけが会話の外に立っているように感じる。
それは、「言葉が足りない」のではなく、自分の本音を言わずに話す時間が長くなっているというサインです。
今回の満月は、「あなた自身の声は、いまどこに置いてきていますか」と、問いかけてきます。
話さなかった気持ちがあったこと。
飲み込んだままの違和感があったこと。
それを、なかったことにしないでください。
風の性質を持つ人にとって、今回の獅子座満月は、言葉にする前の本音を、自分のもとに戻す時間です。
自分が自分の感覚を見失わないために、この満月は、静かな光として、あなたの内側を照らしています。
水の性質が強い人(蟹座・蠍座・魚座に多いタイプ)
水の性質を持つ人は、感じ取ることで世界と関わってきた人です。
相手の声の温度。
場の空気の揺れ。
言葉にならない感情の動き。
そうしたものを、考えるより先に体で受け取ってしまう。
それは共感力であり、人と深くつながるための感覚でもあります。
ただ、今回の獅子座満月は、そんな水の性質を持つ人に、少しだけ立ち止まることを促します。
誰かが疲れているとき、空気が重くなったときや言葉にされない不安が流れてきたとき、気づけばそれを自分のもののように抱えている。
自分の気持ちと、相手の感情の区別が、分からなくなっている。
もし最近、「理由ははっきりしないけれど心だけが消耗している」と感じるなら、それが水の性質を持つ人に起きているサインかもしれません。
獅子座満月が照らしているのは、“誰の感情を生きているのか”という点です。
水の性質を持つ人は、守ることで関係を保ち、寄り添うことで安心をつくってきました。
でもそのやさしさが、いつの間にか自分自身の輪郭を薄くしてしまうことがあります。
今回の獅子座満月は、そこをはっきりと照らします。
相手の気持ちを感じられることと、相手の感情を引き受けることは、同じではありません。
共感することと、自分を後回しにすることも、同じではありません。
この満月が伝えているのは、「感じる前に、自分として立っていていい」ということです。
今は、「これは私の感情だろうか」その問いを、一度だけ自分に向けてみてください。
水の性質を持つ人にとって、今回の獅子座満月は、感情を深く掘り下げる月ではなく感情の主語を、自分に戻す月です。
守らなくていい気持ち。
背負わなくていい重さ。
それらをそっと置いたとき、水は冷たくなるのではなく、本来のやわらかさと温度を取り戻します。
獅子座満月は、「一緒に溶け合う光」ではなく、「自分として立つための光」として、あなたを照らしています。
おわりに
この獅子座満月は、何かを達成するための満月ではありません。
前に進めていなくても、自信が揺らいでいても、はっきりした答えが出ていなくても、それはこの満月の中では自然なことです。
私たちは日々の中で、「ちゃんとやれている自分」「期待に応えている自分」を生きようとします。
しかし、獅子座満月が照らしているのは、その役割ではなく、あなた自身です。
無理をして守ってきたものはなかったか。
自分より先に、誰かを優先しすぎていなかったか。
この満月は、それらを責めるためではなく、もう手放していい重さに気づくためにあります。
満月は、すべてを照らす月。
迷いや違和感、言葉にならない本音も、そのまま浮かび上がってきます。
「私は、私としてここにいる」
その感覚を、自分の中に戻してあげてください。
獅子座満月が教えてくれるのは、もっと頑張ることではなく、自分を主語にして生きていく、静かな誇りです。
この満月の光が、あなたの日常を照らし、また一歩軽やかに戻っていくための小さな支えになりますように。



